臨床メモ
メトロニダゾール1回大量投与によるトリコモナス腟炎の治療
竹内 久彌
1
1順天堂大学医学部産婦人科
pp.1087
発行日 1977年12月10日
Published Date 1977/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205740
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メトロニダゾールがトリコモナス腟炎に対して有効な薬剤であることは,その使用が開始されてから今日まで15年間変わっていない。ほとんどの例に対して内服だけでも有効であり,耐性株もでていない。
さて,その内服の際の投与量については,わが国では1日2錠(500mg)×10日間が1クールとされ,米国では1日3錠(750mg)×7日間が1クールであるという。その他に2錠×1日2回×5日間という方法もあり,いずれも総量で5g程度が考えられていたようである。
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