荻野久作博士在新潟50周年記念会特別講演
—スナップ—荻野久作博士在新潟50周年記念特別講演会より
pp.940
発行日 1965年12月10日
Published Date 1965/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203376
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荻野久作博士が明治45年3月に新潟市の竹山病院産婦人科部長に就任されて以来今年で新潟在住50年になられる。これを記念して,新潟大学鈴木雅洲教授が会長になり,5月15日同市医師会館大ホールで講演会が開催された。演題には,新潟大学鈴木正彦助教授が「婦人科悪性腫瘍治療に伴う造血機能の変化」,金沢大学の赤須文男教授が「癌とホルモン」さらに長崎大学の三谷靖教授が「子宮頚癌のリンパ節転移の実態」,の問題を,東京大学の小林隆教授は「子宮頚癌の根治手術における2,3の重要問題とその解決法」を,日本大学の沢崎千秋教授は「妊娠用語の検討」をそれぞれ講演され,最後に荻野久作博士が「我国における子宮頚部癌腹式手術療法の思い出」を話された(演題詳細内容は本誌参照)。その後,会場をうつし,東映ホテルで,記念式典が行なれ,参加者一同から,荻野博士に博士の肖像画が送られた。
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