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グラフ
続発性腹膜妊娠(7カ月12日)の1例
A case of secondary peritoneal pregnancy
東京大学医学部産婦人科学教室
pp.629-630
発行日 1960年7月10日
Published Date 1960/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202234
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患者は36才10カ月,1回妊娠,1回経産,同胞2名肺結核にて死亡し,本人も肺結核の外,2年前,急性虫垂炎及び盲腸周囲膿瘍に罹患し開腹手術を施行し治癒した。
最終月経,昭和34年26/Ⅷ(3日間),以後,全く性器出血(—),終経後,7,9,14,18週に計6回の悪心嘔吐を伴つた劇烈な腹痛発作に苦しみ,其の間,1回,開業医家にて妊娠中絶の為,子宮内容除去術施行。20週以後,次第に増大する下腹部腫瘤を自覚した。
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