推計學
推計學算法(Ⅶ)
宮 信一
1
1東京大學醫學部産科婦人科學教室
pp.274-279
発行日 1951年7月10日
Published Date 1951/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200509
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§相關係數の概念と求め方
身體の大きい人の子供は大きいとか,歴史の點數が良い生徒は物理の點が惡い等々,一方の變量が變るにつれ,もう一つの對應する變量がどういう風な傾向で變化するかを知ろうとする尺度に相關係數(correlation coefficient)がある。第1圖と第1表のAB…Fの六通りのXとYとの關係を見て載きたい。
Xが表の如く變化するにつれ,對應するYが(A)の如くに變る場合から,(F)の如くXが大になるにつれて,Yがそれに應じて減ずる場合及びこれ等の中間段階のグラフでXとYの關係の大略は知ることが出來よう。今迄學んだ偏差平方和を求めると次の如くなる。
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