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子宮癌患者の腟分泌液の水素イオン濃度及び腟清淨度に就て—並びにラヂウム及びレントゲン照射による影響(その2)
加藤 一男
1,2
1東大分院
2癌研究所
pp.200-203
発行日 1948年11月1日
Published Date 1948/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200133
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第3章 子宮癌患者の腟内容の酸性度及清淨 子宮癌患者に私がキューリー療法を行つてゐる間に子宮頸管感染を起す事が多かつた。治療前に感染のある進行度第3度、第4度では殆ど常に此の合併症を見る。而して癌腫の形状と進行度により多種多樣の發熱をなす。著明なる體温上昇期にキューリー療法を中止すべきや否やを決定することは容易ならず。ここに余が取扱はんとする問題は先づ子宮癌患者の腟内容物のpH並に清淨度のキューリー療法による變動である。
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