今月の臨床 これだけは知っておきたい─婦人科がんの緩和ケア
緩和ケアの実際
2.呼吸器症状の緩和ケア
田中 桂子
1
1がん・感染症センター都立駒込病院緩和ケア科
pp.1186-1191
発行日 2012年12月10日
Published Date 2012/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103216
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●呼吸困難は主観的な症状で,呼吸不全(すなわち低酸素血症)とは必ずしも一致しない.
●呼吸困難はtotal dyspneaと呼ばれる多面的で複合的なものであり,多職種によるアプローチが重要である.
●呼吸困難の薬物対症療法として,モルヒネ・コルチコステロイド・抗不安薬が使用される.
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