今月の臨床 ホルモン補充療法ガイドライン2012年度版─改訂版を読み解く
薬剤の種類と特徴
安井 敏之
1
1徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部保健科学部門生殖補助医療学分野
pp.991-1001
発行日 2012年10月10日
Published Date 2012/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103173
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●HRTの目的が「更年期障害の治療」なのか,「骨粗鬆症の治療」なのかにより投与量を考慮する.
●患者の年齢や閉経状態により,投与量や投与方法を考慮する.
●中性脂肪が高い症例やBMIが25を越えているような生活習慣病に関連した合併症を有する女性には経皮製剤を考慮する.
●子宮を有する女性にHRTを施行する場合,黄体ホルモン製剤の併用が必要である.
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