連載 症例
外陰部・進行型Paget病の1例
福中 香織
1
,
伊東 英樹
2
,
福中 規功
1
,
梅村 康太
1
,
田中 惠
1
,
工藤 隆一
2
1函館五稜郭病院産婦人科
2札幌医科大学産婦人科学講座
pp.992-995
発行日 2003年7月10日
Published Date 2003/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100893
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はじめに
外陰部Paget病は外陰部悪性腫瘍の約2%を占め,通常は上皮内にとどまっている疾患である.今回われわれは,間質性浸潤を広範囲に認め,また鼠径リンパ節にも転移を認めた症例を経験したので,臨床像,細胞・病理組織所見,さらに免疫組織学的および電子顕微鏡所見に関して文献的考察を加え報告する.
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