整形外科を育てた人達 第54回
Robert Bayley Osgood(1873-1956)
天児 民和
1
1九州大学
pp.1292-1295
発行日 1987年11月25日
Published Date 1987/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907726
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日本では主としてSchlatter病と言われて来た脛骨結節の肥厚と疼痛を起す発育期の病変は,スイスのCarl Schlatter(1864-1934)と米国の整形外科医Robert Bayley Osgoodが1903年同時に発表したので,ドイツ系の医学者は主としてSchlatter病と言い,米国系の医学者は一般にOsgood病と言っていたが最近では二人の名をとり入れOsgood-Schlatter病と言われている.このOsgoodは米国の一流の整形外科医であるので今回はRobert Bayley Osgoodについて書くことにした.
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