学会印象記
第10回先天股脱研究会—各種治療後にみられる遺残問題の対策について
村上 宝久
1
Tomihisa MURAKAMI
1
1国立小児病院整形外科
pp.463-468
発行日 1976年5月25日
Published Date 1976/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905351
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第10回先天股脱研究会は,昭和50年9月27日,東京の日本都市センターホールで全国より約500名以上の熱心な参加者を得て盛大に開催された.本研究会も発足以来,今回で早くも10回を迎え,すでに一通りのテーマが出つくした感があるが,今回は「各種治療後にみられる遺残問題の対策について」というテーマを取り上げてみたところ,31題にも及ぶ多数の演題申し込みがあり,当初10時開会の予定を30分繰り上げて開始した次第である.演題1〜5は坂口亮,6〜9は植家毅,10〜12は山室隆夫,13〜15は上野良三,16〜20は香川弘太郎,21〜25は山田勝久の各氏に座長をお願いし,最後の26〜31は私が司会をつとめた.そして今回は,前記座長をお願いした各氏に,担当された演題についての概要と印象をまとめて頂いたので以下順を追つて報告する.
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