学会印象記
第8回先天股脱研究会
今野 秀夫
1
Hideo KONNO
1
1順天堂大学医学部整形外科学教室
pp.459-462
発行日 1975年5月25日
Published Date 1975/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905188
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第8回先天股脱研究会は,昨年9月5日,午後3時より午後9時まで,まだ残暑厳しいさなか国立教育会館大会議室に,約300名の会員の出席のもとに盛会に行われた.平日であつたが遠路はるばる御多忙にもかかわらず多くの諸先生方の出席をみたことは,この研究会に対して会員各位が,いかに期待と関心を寄せられているかが伺われます.予想していたよりも多数の演題が寄せられ,予定よりも大幅に時間を延長しましたが,それでも討論時間が十分でなかつた点は運営上まことに申し訳ない次第でした.この会の印象記でありますが,私なりの印象というより,発表内容中心に報告させていただきます.
今回のテーマは「先天股脱検診の問題点」と「青少年期の先天股脱」の二つで,前者に10題,後者に15題の演題の発表があつた.
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