カンファレンス
四肢腫瘍—これはなんでしょう(6)
金子 仁
1
,
骨腫瘍症例検討会
1
1国立東京第一病院病理
pp.717-722
発行日 1971年8月25日
Published Date 1971/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904584
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A:患者は26歳の男子です.左大腿中央部に巨大腫瘤がみとめられます.昭和44年の初めごろ,左大腿部を打ち,その後だんだん腫れて来たということです.それで,ある開業医のところで肉離れといわれ,マッサージなどのような治療を1カ月半くらいやりましたが当然のことに,よくならないでだんだん大きくなつて来た,それで訪れて来たというわけです.
それで他に検査所見としては,この段階では全然異常なかつたわけです(第1,2図).
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