骨腫瘍カラーシリーズ
13.Desmoplastic fibroma/14.Glomus tumor
骨腫瘍委員会
pp.251-254
発行日 1970年4月25日
Published Date 1970/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904382
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症例18:18歳,男,主訴は左膝関節部痛である,昭和44年4月10日ころよりなんら誘因なく左膝部の運動痛を訴え,5月1日某医を受診したところ,X線学的に左大腿骨の異常を指摘され,5月9日当科に紹介された.5月30日に試験切除術施行6月18日掻爬骨移植術を受け経過良好である(徳大).
症例19:36歳,男,昭和43年4月左膝関節部痛にて某院を訪れ,X線検査の結果,左脛骨上端に偏在性の骨融解像を認めたが,症状軽微のため放置していた.昭和44年5月再び同部の疼痛を訴えて来院,脛骨粗面部に圧痛を認めた.X線像は前回のものとほとんど同じであり,良性の骨腫瘍を疑い病巣掻爬骨移植術を施行した.摘出標本は弾性硬、光沢を有する軟骨様組織であった(横浜市大).
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