Japanese
English
誌上シンポジウム 患者の満足度を高める関節リウマチ手術
関節リウマチ周術期における薬物マネジメントのエビデンス
Evidence for Perioperative Management of Anti-Rheumatic Drugs
伊藤 宣
1
Hiromu ITO
1
1京都大学医学部附属病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Kyoto University Hospital
キーワード:
関節リウマチ
,
rheumatoid arthritis
,
周術期管理
,
perioperative management
,
術後感染
,
surgical site infection
Keyword:
関節リウマチ
,
rheumatoid arthritis
,
周術期管理
,
perioperative management
,
術後感染
,
surgical site infection
pp.1241-1245
発行日 2019年12月25日
Published Date 2019/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201541
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関節リウマチの周術期には,使用している抗リウマチ薬の適切なマネジメントが必要である.現在,多くないものの徐々にエビデンスが発表されており,それらをもとに各種のガイドラインが発表されている.原則的に,メトトレキサートは継続のまま手術に臨み,biological disease modifying anti-rheumatic drugsは,投与間隔分の休薬期間をもって手術を行うことが推奨されている.しかし,この原則にとらわれすぎることなく,個々の状況に応じて適切な対応をする必要がある.
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