前立ちからみた消化器外科手術・14
肝胆膵疾患での血管合併切除,再建における前立ちの基本操作(1)
早川 直和
1,2
,
二村 雄次
1
1名古屋大学医学部第1外科
2国家公務員等共済組合連合会東海病院外科
pp.799-805
発行日 1992年6月20日
Published Date 1992/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900836
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
肝胆膵領域癌では,解剖学的特性より容易に門脈(PV),上腸間膜静脈(SMV)をはじめとした周辺血管への直接浸潤がみられる.切除率の向上と根治性の改善のためには周辺血管の合併切除が必要である.
今回は膵癌での門脈およびSMVの合併切除と血行再建術式,ならびに前立ちの基本操作について述べる.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.