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特集 変貌する肝移植—適応拡大・ドナー選択・治療戦略の最先端を知る
生体・脳死ドナーにおける新展開
臓器移植医療の現状について—厚生労働省の取り組み
Current status of organ transplantation in Japan
吉屋 匠平
1
,
曽山 明彦
1
,
井口 豪
1
Shohei YOSHIYA
1
1厚生労働省健康局難病対策課移植医療対策推進室
キーワード:
脳死臓器移植
,
移植医療
,
政策
Keyword:
脳死臓器移植
,
移植医療
,
政策
pp.1050-1055
発行日 2020年9月20日
Published Date 2020/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213045
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【ポイント】
◆適切な臓器移植医療を提供するためには,広く国民に移植医療に関する理解を深めてもらうとともに,医療機関(提供施設,移植施設)の体制整備を行うことが重要である.
◆そのため,厚生労働省では,国民への普及啓発,提供施設の環境整備,移植施設の負担軽減を中心とした政策を行っている.
◆また,臓器提供施設の連携体制構築事業の一環として,2020(令和2)年度より「医療機関が患者による臓器提供意思表示の有無を把握する取組」と「臓器提供が行われる可能性がある事例に関し,関係者内の早期かつ漏れのない情報共有を促す取組」を開始した.
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