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特集 JSES技術認定取得をめざせ!
臓器別:肝臓
技術審査委員からのアドバイス
Advice from the ESSQS Technical Review Board on hepatic surgery
本田 五郎
1,2
,
板野 理
3
Goro HONDA
1,2
1誠馨会新東京病院 消化器外科/消化器がん腹腔鏡・ロボット手術センター
2日本内視鏡外科学会 技術審査委員会 肝臓班
3国際医療福祉大学医学部 消化器外科
pp.608-612
発行日 2019年5月20日
Published Date 2019/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212476
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【ポイント】
◆肝切除手技と腹腔鏡手技の両方において指導者たりうる十分な習熟度が求められる.
◆臓器の授動や体位の工夫により,安全な術野を確保して肝切除を行う.腹腔鏡手術であることを理由に不十分な術野に妥協しない.
◆肝実質切離手技の基本は,肝内脈管(Glisson枝と肝静脈)の掘り出し(発掘)と適切な処理(離断や止血)の繰り返しである.
◆常に患者本位の診療を行うことが最も重要であり,審査のために患者に対する不利益が発生してはならない.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年5月末まで)。
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