Invitation
第26回日本消化器外科学会総会 見どころ,聴きどころ—今日的テーマをシンポジウムに
早坂 滉
1,2
1札幌医科大学第1外科
2第26回日本消化器外科学会
pp.652-653
発行日 1985年5月20日
Published Date 1985/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209007
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はじめに
この度,第26回日本消化器外科学会総会を私共で御世話させていただくことになりました.御承知のように本会の第1回目の発足が昭和43年ですから本年で18年を経過したことになります.会員数も今や1万人を超す大学会となり,専門医制度も発足し,外科医のなかでも最も多い消化器にたずさわる医師達の研究発表の場として,また研修の場として誠に権威のある学会と成長いたしました.本学会が北海道で開催されるのははじめてであり,その意味でひとり北海道の外科医のみならず全国の消化器外科にたずさわつている外科医にとつても,実りの多い学会になることを願つております.したがいまして,ひとりでも多く本会に出席され,会を盛りたてていただきたいと切望いたします.
さて学会は7月18日(木),19日(金)北海道厚生年金会館,教育文化会館を中心にして行われます.この2〜3年応募演題が年々増加傾向にあるようで,そのため会場数が多くなり行う方にとつても,聴く方にとつても大変なことであるということから,なるべくシンポジウム等を多くして一般演題を制限したらという意見もありますが,なかなかその線にふみこまれない所もあります.その点,第25回本会の土屋周二会長は会場数を減らし展示を多くしておられたようですが,私もこの方法に見習つて行い内容の濃いものにしたいと思います.以下「臨床外科」の諸賢のため学会のあらましを御紹介いたしたいと思います.
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