Japanese
English
症例
小腸に発生し一部悪性化せる神経線維腫の1例
A case of neurofibroma of small intestine showing malignant change
贄田 茂雄
1
,
梅津 武美
1
,
菅谷 彪
1
,
渋谷 一誠
1
,
木村 孝哉
1
,
梁 盛強
2
Shigeo NIEDA
1
1平鹿総合病院外科
2平鹿総合病院内科
pp.1011-1015
発行日 1972年7月20日
Published Date 1972/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205649
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緒言
本来神経線維腫は神経組織のあるところであれば身体のどこの部分に発生してもよいものである.一般的には悪性変化が少なく,多発性に皮膚を主体として発生してくる神経線維腫症として知られている.今回われわれは小腸に単発に出現し,かつ悪性化を呈する稀なる神経線維腫の一例を経験したので報告するとともに,本邦における小腸神経線維腫の集計を行ない若干の文献的考察を加えた.
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