座談会
外科の学会のありかた
島田 信勝
1
,
木本 誠二
2
,
福田 保
3
,
斉藤 淏
4
,
佐野 圭司
5
,
河村 謙二
6
,
織畑 秀夫
7
,
綿 貫喆
8
1第66回日本外科学会
2第9回日本胸部外科学会
3第2回日本小児外科学会
4第27回日本臨床外科学会
5第24回日本脳神経外科学会
6第1回日本移植学会
7東京女子医大
8第14回日本輸血学会
pp.440-449
発行日 1966年4月20日
Published Date 1966/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203937
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司会(島田)今日のテーマは外科の学会のあり方ということです.外科学会のあり方ではございませんで,「外科の」と入つておりまして,外科に関係ある学会のあり方というようにお考えになつていただけばいいと思います.近ごろ外科学会からそれに関係した脳神経外科,胸部外科,その他いろいろ学会ができておりますが、これは外科の教育ということとも直結する問題だと思いますけれども,こうなつてくると日本外科学会というものは,一体どうあるべきか.問題はそこから始まるんだろうと思い表す.対内的に考えるといままで通りでもよさそうに思い主すけれども,対外的にインケーナショナル的に考えますと,どうあるべきかということも自然変わつてくると思います.その辺もお含みおき下すつて,外科学会がどうあるべきか,それからまた脳神経外科,胸部外科その他の学会が,教育,診療,研究等いろんな面では,今後どうあるべきか.少しいい方を変えると,日本外科学会というものは,一般外科を中心にしてやるべきものか,あらゆる広い分野で開くべきか,いろいろご意見があると思いますが,そういうような意味を含めて皆さんのご意見を外科に限らず日本のいろんな学会のあり方について伺ういいチャンスと思います.
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