Japanese
English
薬剤
アミノ酸利用率に対するナイレバールの影響について
Influence of Nilevar Concerning the utilization of Amino-acid
井坂 功
1
,
袴田 章二
1
,
山際 昭男
1
,
木村 邦夫
1
,
長谷川 泰造
1
Isao ISAKA
1
1三重県立大学医学部第1外科
pp.685-687
発行日 1960年8月20日
Published Date 1960/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202631
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緒言
蛋白の同化を促進する物質が,治療上大いなる価値を有する事は古くから認められていた.1935年Kochakian et al.1)が,男子尿エキスを犬に注射した際,男性化作用のみならず窒素蓄積作用のある事を指摘して以来,アンドローゲンには窒素,カリウムおよび燐の尿中排泄を減少2)させ同時に,これら要素の蓄積を起させ得る事が,明にされるに到つた.
而しながらアンドローゲンには,強力な男性化作用がある為,蛋白同化の目的に使用する場合,しばしば好ましくない結果を生じた.
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