Japanese
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特集 癌診療ガイドラインの功罪
食道癌診断・治療ガイドラインの評価
Evaluation of the guidelines for the diagnosis and treatment of esophageal cancer
藤田 博正
1
Hiromasa FUJITA
1
1久留米大学医学部外科
キーワード:
食道癌
,
ガイドライン
,
診断
,
治療
,
評価
Keyword:
食道癌
,
ガイドライン
,
診断
,
治療
,
評価
pp.469-476
発行日 2007年4月20日
Published Date 2007/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101200
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要旨:『食道癌治療ガイドライン』(2002年)の評価に関するアンケート結果に基づき,当ガイドラインの有用性と問題点を述べた.特に問題点については総論的批判と各論的批判があり,総論的批判については医療に関する重要な課題であり,専門分野を越えて医師全体が考え行動することが求められる.各論的批判の多くは,改訂版『食道癌診断・治療ガイドライン』(2007年)で解消されている.しかし,食道癌の病態的特性あるいはその治療が外科に偏在してきたためかもしれないが,エビデンスや推奨度において満足できるものではない.食道癌診療に携わる者の課題は大きい.
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