動き
精神医学関連学会の最近の活動—国際学会関連(1)
大熊 輝雄
pp.321-327
発行日 1996年3月15日
Published Date 1996/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405904071
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日本学術会議は,「わが国の科学者の内外に対する代表機関として,科学の向上発展を図り,行政,産業および国民生活に科学を反映浸透させることを目的」として設立されています。その重要な活動の1つに,研究連絡委員会(研連と略す)を通して「科学に関する研究の連絡を図り,その能率を向上させること」が挙げられています。この研連の1つに「精神医学研連」があります。今期(第16期)は小生が皆様のご推薦により日本学術会議会員に任命されましたので,精神医学研連の委員長を務め,浅井昌弘(慶応義塾大学医学部),小島操子(聖路加看護大学),後藤彰夫(葛飾橋病院),鈴木二郎(東邦大学医学部),早川和生(大阪大学医学部),町山幸輝(群馬大学医学部),山崎晃資(東海大学医学部)の各氏に研連委員になっていただいております。精神医学研連では,その活動の1つとして,約10年前から,我が国の精神医学またはその近縁領域に属する諸学会・研究会の活動状況をそれぞれ短くまとめて,本誌に掲載してまいりました。この度,国内のものばかりでなく,国際的な学会についても,主要なものを選んでその活動状況を要約して掲載することにいたしました。読者の皆様のお役に立てば幸いであります。
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