動き
精神医学関連学会の最近の活動(No. 7)
島薗 安雄
pp.537-559
発行日 1992年5月15日
Published Date 1992/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405903251
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日本学術会議は,「わが国の科学者の内外に対する代表機関として,科学の向上発達を図り,行政,産業及び国民生活に科学を反映浸透させることを目的」(日本学術会議法第2条)として設立されているものであります。会員は210名(うち医・歯・薬学関係の第7部は33名)から成り,3年ごとに改選されます。1991年7月から第15期の活動が始まっておりますが,私は皆様のご推薦により,第13期から引き続き会員を務めております。
学術会議の重要な活動の一つに研究連絡委員会(研連と略します)を通して「科学に関する研究の連絡を図り,その能率を向上させること」が挙げられます。この研連は第7部関係では37あり,その一つに精神医学研連があります。第15期の精神医学研連の委員には,この研連関係の7つの登録学術研究団体を考慮し,次の方々になっていただきました。すなわち大熊輝雄(国立精神・神経センター),笠原嘉(藤田保健衛生大学医学部),後藤彰夫(葛飾橋病院),樋口康子(日赤看護大学看護学部),町山幸輝(群馬大学医学部),森温理(東京慈恵会医大),山崎晃資(東海大学医学部)と島薗安雄(財団法人神経研究所)であります。
精神医学研連は第13,14期において,精神医学またはその近縁領域に属する50〜60の学会・研究会の活動状況をそれぞれ短くまとめて,毎年本誌上に掲載してまいりました。この試みを支持してくださる読者が多いとうかがいましたので,第15期においても仕事を続けることにいたしました。読者の皆様のお役に立てばうれしく存じます。
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