Japanese
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短報
インターネットが生活を変えた広場恐怖を伴うパニック障害の1例
An Agoraphobic Woman Whose Avoidance Relieved by Using Internet
竹内 龍雄
1
Tatsuo TAKEUCHI
1
1帝京大学医学部附属市原病院精神神経科
1Department of Psychiatry, Ichihara Hospital, Teikyo University School of Medicine
キーワード:
Panic disorder
,
Agoraphobia
,
Internet
Keyword:
Panic disorder
,
Agoraphobia
,
Internet
pp.69-71
発行日 2001年1月15日
Published Date 2001/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405902359
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パニック障害(以下PD)に伴う広場恐怖のため,長年家に閉じこもりがちな生活を余儀なくされていた主婦が,自宅でできるインターネットを覚え,メール友だち(男性)ができ,その友だちが患者の外出訓練の協力者となり,車や電車で町や海へ出かけて遠出を楽しむことができるようになった。インターネットは広場恐怖を伴うパニック障害患者の生活を大きく変える可能性を持っている。
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