増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
6 治療
Q65 発達障害児・者の就学・就労支援で社会資源の活用はどのように進めるとよいのでしょうか?
五十嵐 美紀
1
,
太田 晴久
1
1昭和大学発達障害医療研究所
キーワード:
神経発達症
,
neurodevelopmental disorder
,
デイケア
,
day care
,
就労移行支援事業所
,
handicapped person's transition support for employment office
,
ハローワーク
,
public empoyment security office
Keyword:
神経発達症
,
neurodevelopmental disorder
,
デイケア
,
day care
,
就労移行支援事業所
,
handicapped person's transition support for employment office
,
ハローワーク
,
public empoyment security office
pp.729-733
発行日 2023年5月15日
Published Date 2023/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206970
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A 社会資源の有効活用は発達障害の就学・就労支援の質を大きく向上させます。医師としては,必要な社会資源の選定のみならず,当事者の障害受容の状況にも留意する必要があります。社会資源に関して,医師が具体的に把握できるものには限界があり,精神保健福祉士など他の専門職との連携が望ましいです。他職種との連携のなかで,診断名による紋切り型の支援ではなく,個別の状況やニーズに対応した社会資源の活用を目指していくとよいでしょう。
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