動き
第2回汎太平洋薬物・アルコール会議報告
宮里 勝政
1
Katsumasa Miyasato
1
1浜松医科大学精神神経科
1Department of Neuro-psychiatry, Hamamatsu University School of Medicine
pp.776-779
発行日 1984年7月15日
Published Date 1984/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405203799
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第2回汎太平洋薬物・アルコール会議Second Pan Pacific Conference on Drugs and Alcoholは1983年11月27日から12月3日まで香港において開催された。本会議の第1回は1980年にオーストラリアのカンベラで“Man, Drugs and Society―Current Perspectives”をテーマに行われた。今回の基本テーマは“Towards a Coordinated Approach:Current Issues and Future Directions”で,発表者だけでも16カ国にわたり,アルコール・薬物依存について,現在の問題が何か,今後の方向,法律,教育,予防,治療,リハビリテーション,社会復帰,国際協力などについて幅広く討議された。午前中はPlenary session,午後は4つのworkshopに分かれ,連日それぞれの小テーマのもとに活発な討議が交された。以下,最終日に行われたまとめを中心に本会議での概要を報告する。
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