Japanese
English
短報
向精神薬による抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)と思われる症例について
A Case Report: the Syndrome of Inappropriate Secretion of Antidiuretic Hormone (SIADH) Induced by the Administration of Major Tranquilizer
山本 節
1
Misao Yamamoto
1
1山口よしき病院
1Yamaguchi-Yoshiki Hospital
pp.827-828
発行日 1981年8月15日
Published Date 1981/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405203297
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I.はじめに
向精神薬が広く使用されるようになって,その薬効の有用性と同時に副作用も次々と知られるところとなり,薬剤投与に当たっては充分な注意が要求される。最近の薬剤情報には数項目に及ぶ使用上の注意が列記してあるが,そのうち内分泌に関するものの1つに,抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)がある。このたび,同症候群と思われる症例を経験したので報告する。
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