巻頭言
震災からひと月たって思うこと
岡野 憲一郎
1
1国際医療福祉大学大学院
pp.728-729
発行日 2011年8月15日
Published Date 2011/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405101938
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この巻頭言を書いている4月の末の現在,わが国はいまだ3月11日午後3時前の震災の生々しい傷跡を体験している。現在私の精神科の外来では,震災以来初めて,あるいは2回目の再来診療となる患者と会う毎日であるが,互いの安否確認や震災当時の話に大半の時間が費やされる。
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