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私のカルテから
Milnacipranが著効した舌痛症の1例
A Case of Glossodynia Treated by Milnacipran
原田 修一郎
1
,
青木 省三
1
Shuichiro HARADA
1
,
Shozo AOKI
1
1川崎医科大学精神科学教室
1Department of Psychiatry, Kawasaki Medical School
pp.93-95
発行日 2006年1月15日
Published Date 2006/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405100194
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はじめに
舌痛症は舌に表在性の疼痛あるいは異常感を訴えるが,それに見合うだけの局所あるいは全身性の病変が認められないもので,歯科領域では比較的遭遇することの多い疾患であり,背景に心理的要因が強く関係しているといわれている。今回,我々は舌痛症に対してSNRIであるmilnacipranが著効した症例を経験したので,その治療経過および考察を含め報告する。
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