Japanese
English
今月の主題 回盲部・虫垂病変の診断
症例アトラス
アメーバ性腸炎
Amebic Colitis
岩渕 正広
1
,
杉村 美華子
1
,
岡 直美
2
Masahiro Iwabuchi
1
1国立病院機構仙台医療センター消化器内科
2国立病院機構仙台医療センター病理診断科
キーワード:
赤痢アメーバ原虫
,
アメーバ性腸炎
,
STD
,
五類感染症
,
たこいぼ様潰瘍・びらん
Keyword:
赤痢アメーバ原虫
,
アメーバ性腸炎
,
STD
,
五類感染症
,
たこいぼ様潰瘍・びらん
pp.1806-1807
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403203801
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疾患の概念
エルシニア腸炎はYersinia enterocoliticaとY. pseudotuberculosisの2種類の菌種によって生じる人畜共通感染症である.前者が一般的に多く,腹痛や発熱が主症状である.Yersinia属菌は発育が遅く,至適発育温度が低いことから,低温で長時間の培養が必要である.また,通常の便培養検査と比較して,大腸内視鏡下吸引腸液採取が有用である1).
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