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増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく
序説
Introduction
松本 主之
1
Takayuki Matsumoto
1
1岩手医科大学医学部内科学講座消化器内科分野
pp.1207
発行日 2023年10月25日
Published Date 2023/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403203331
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読者の皆さまもご存じのように,2023年度より,「胃と腸」誌は年2回の増大号を発行することになった.これは,消化管疾患の診断と治療が極めて多岐にわたり,初学者のみならず経験を有する専門医にも最新の知識を系統的に提供することが重要と考えたからである.この発行形態変更に基づいて,本年2本目の増大号として「『胃と腸』式読影問題集」第2弾を皆さまにお届けしたい.前増大号「『胃と腸』式読影問題集2023 基本と応用」に引き続き,執筆者と編集部が力を込めた増大号となったことを確信している.
実は,当初の企画では前増大号を「基本編」とし,今回の増大号を「応用編」に位置付ける予定となっていた.ところが,先行の増大号で既に高い読影力を必要とする良質な問題が多数含まれていたため,本増大号ではさらにレベルの高い症例を集めて解説いただいたつもりである.すなわち,前号は読影の基本と応用力を養うための増大号であったに対し,本号は読影に加えて疾患自体に関する知識を深める増大号と理解していただければ幸いである.
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