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編集後記
青山 大三
pp.887
発行日 1966年11月25日
Published Date 1966/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112027
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今までの多くの臨床雑誌の中で,胃腸の診断に関して,わが意をえたりと膝をたたくようなものはなかったが,本誌「胃と腸」はほんとにかゆいところに手がとどいた感がある.
ひるがえって本誌発刊には諸先生,関係各位の方々の涙ぐましい努力があったことはその内容外観をみればおのずからわかることである.ここに改めて多数の人々の懇願が一つの結晶として出現したことを喜ぶと共に,その美しい結晶から放つ輝かしい暖い光によって,多くの胃腸専門医師に幸福と希望と活気とがもたらされ,さらに,多数の胃腸患者により多くの福祉がもたらされんことを衷心より願うものの一人である.
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