--------------------
書評「診療における水と電解質」
日野原 重明
1
1聖路加病院内科
pp.1121
発行日 1968年8月25日
Published Date 1968/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110792
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
第二次世界大戦の終った数年後に,教育ミッションのグループの一人としてDarron博士が来日した頃は,我が国では電解質に関する知識が臨床にまだとり入れられていなかった.この方面ではアメリカの医学と日本の医学の隔たりは非常に目立っていた.
その後,この方面の知識を臨床にいかすための努力が諸家によりなされてきたが,その後,約25年たったにもかかわらず,未だこの方面の医学になじまない臨床医が少なくない.
Copyright © 1968, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.