入門講座 大腸疾患診断の考え方・進め方・7
診断・偶発症その他
市川 平三郎
1
,
中嶋 義麿
2
,
武藤 徹一郎
3
,
牛尾 恭輔
4
,
渡辺 英伸
5
1国立がんセンター病院
2まろ病院
3大森赤十字病院外科
4国立がんセンター放射線診断部
5新潟大学医学部第1病理
pp.815-821
発行日 1982年7月25日
Published Date 1982/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108931
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存在診断(チェック)
<質問>存在診断で,X線上,異常を指摘する基準はどんな点ですか.
牛尾 まず管腔が狭くなっているかどうか?からみます.これも腸管の外からの影響をまず考え,次に両側性の狭窄の有無と片側性の狭窄の有無をみ,最後に粘膜面の異常をみるといった一定の読影基準を持つことが必要なんですね.
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