今月の主題 急性胃病変の臨床
座談会
急性胃病変の臨床
横山 秀吉
1
,
唐沢 洋一
2
,
中島 義麿
3
,
信田 重光
4
,
為近 義夫
5
,
並木 正義
6
1名古屋市横山胃腸科病院
2旭川市唐沢病院
3桐生市まろ医院
4順天堂大学第1外科
5北里大学内科
6北海道大学第3内科
pp.46-59
発行日 1973年1月25日
Published Date 1973/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108342
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並木(司会) 今日は昭和48年度の“胃と腸”の最初の座談会として急性の胃病変というテーマを取り上げ,先生方にお集まりいただいたわけですが,ご多忙のところおいで下さいまして,まことにありがとうございました.このテーマからして,どうしても第一線でご活躍なさっておられる先生方に加わっていただき,その豊富な体験談などをお聞かせ願いたいと思いまして,このようなメンバーになった次第ですが,ひとつ新春放談のつもりで気楽にいろいろお話を願えれば幸いと思います.
急性の胃病変といいますと,ある因子が加わって,胃粘膜に急性の出血やerosion,もしくは潰瘍性の変化の生ずる場合の話が主体になるかと思いますが,まず初めに急性胃炎の問題から入りたいと思います.
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