入門講座 胃癌診断の考え方・進め方・11
③X線撮影法―スクリーニング(その1)
市川 平三郎
1
,
城所 仂
2
,
八尾 恒良
3
,
多賀須 幸男
4
,
中村 恭一
5
1国立がんセンター病院
2順天堂大学消化器外科
3福岡大学第1内科
4関東逓信病院消化器内科
5筑波大学基礎医学系病理
pp.1562-1565
発行日 1979年11月25日
Published Date 1979/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107851
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市川 さてX線,内視鏡の器械の選び方が終わりましたので,次に撮影法の実際に移りましょう.最初にスクリーニングとしてのX線撮影法です.立位正面充盈像,立位第1・第2斜位,圧迫,二重造影法,その他の各撮影法の順に進めましょう.
●立位充盈像の撮り方
<質問13>立位正面充盈像を撮るとき,胃の長軸のねじれのあるときには,単純な正面像と胃角がきれいに描出できる位置と2方向の写真を撮るべきでしょうか.
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