Japanese
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今月の主題 大腸の新しい画像診断
ノート
新しい注腸X線撮影装置―注腸X線検査におけるflat panel detector搭載Cアーム型X線透視装置
Usefulness of C-arm Type X-ray Apparatous Equipped Flat Panel Detector in Barium Enema Examination
津田 純郎
1
,
久部 高司
1
,
西村 拓
1
,
別府 孝治
1
,
村上 右児
1
,
長浜 孝
1
,
高木 靖寛
1
,
平井 郁仁
1
,
松井 敏幸
1
Sumio Tsuda
1
,
Takashi Hisabe
1
,
Taku Nishimura
1
,
Takahiro Beppu
1
,
Yuji Murakami
1
,
Takashi Nagahama
1
,
Yasuhiro Takaki
1
,
Fumihito Hirai
1
,
Toshiyuki Matsui
1
1福岡大学筑紫病院消化器科
キーワード:
注腸X線検査
,
flat panel detector
,
X線撮影装置
,
Cアーム
,
早期大腸癌
Keyword:
注腸X線検査
,
flat panel detector
,
X線撮影装置
,
Cアーム
,
早期大腸癌
pp.978-981
発行日 2008年5月25日
Published Date 2008/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403101390
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はじめに
X線撮影装置において,従来のフィルム-増感紙による撮影系(conventional film-screen system;CFSS)に求められてきた“低被曝で高画質を得る”という課題は,デジタル方式の導入によって解決の道が開かれた.そして,各分野でソフト・ハード両面の改良が重ねられ進化中である.さらに,デジタル方式は,検査から診断のスループット向上,画像処理による描出能の向上,フィルムコスト削減,検査効率の向上や機器の多目的利用による検査・診断・治療コストの削減,ネットワーク対応,データの一元管理,遠隔医療への発展等を実現させながら普及している.
本項では,当院で用いている東芝製直接変換型flat panel detector(FPD)搭載Cアーム型X線透視装置(MDX8000A)について,新しい注腸X線撮影装置としての画像とCアームの有用性を中心に概説する.
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