今月の主題 糖尿病 1993
糖尿病のコントロールに必要な検査法とその進め方
血糖検査とその読み方
羽倉 稜子
1
1朝日生命糖尿病研究所
pp.1420-1423
発行日 1993年8月10日
Published Date 1993/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902211
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●HbA1cが出現した現在,コントロールの指標としての,外来受診時の血糖検査の重要度は軽減した.
●上記を踏まえた上で,
1)FBGは110mg/dl以下
2)GTTは境界型
3)普通食試験は1時間値180mg/dl以下,
2時間値150mg/dl以下
を目標として達成したい.
●坂口食試験は日本人に適した検査法として考案されたが,判定基準の問題や食事の用意の煩雑な点から,現在ではあまり用いられていない.
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