今月の主題 不整脈診療プラクティス
診断についてのセミナー
ペースメーカー不全
山口 巖
1
1筑波大学臨床医学系・内科
pp.76-78
発行日 1991年1月10日
Published Date 1991/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900667
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ポイント
ペースメーカー不全の心電図所見
1)断線では不規則な,パルスの欠落
2)刺激閾値の上昇と電極移動では間歇的な無効スパイクの出現
3)感知不全では等間隔のパルスの出現
4)電池消耗ではペーシング頻度の減少とスパイクの減高
対策上,発生部位が重要であり,全体のシステム<心臓<電極と心臓の接点<電極<パルス発生器,の順に緊急性が高くなる.
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