増大号特集 続・Quality Indicatorの実装とその改善—日々の診療に役立つ診療評価指標
総論
診療評価指標(Quality Indicator)を世界はどのように使用しているか
髙橋 理
1,2
,
福井 次矢
3
1外務省在アンゴラ日本国大使館
2熊本大学病院総合診療科
3東京医科大学茨城医療センター
キーワード:
診療評価指標
,
QI
,
患者経験指標
,
医療の質改善
,
質に対する支払い
,
国際比較指標
Keyword:
診療評価指標
,
QI
,
患者経験指標
,
医療の質改善
,
質に対する支払い
,
国際比較指標
pp.1791-1797
発行日 2024年10月10日
Published Date 2024/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229792
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Point
◎わが国では2024年度から一部の診療評価指標(QI)が診療報酬制度に組み込まれた.
◎一般公開の目的は,医療の質改善活動の透明性を確保し説明責任を果たすことである.
◎海外では医療機関の認証評価にQIが利用され,定期的に見直されている.
◎海外では質に対する支払いは広がっているが,最適な方法について検討が必要である.
◎国家間で比較可能な医療の質指標の開発が望まれる.
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