特集 日常診療で内分泌疾患を見逃さない!
頻度が高い内分泌代謝異常
【偶発的な内分泌代謝異常の診療の進め方】
Ca値異常,ビタミンD欠乏症
竹田 秀
1,2
1せいせき内科
2虎の門病院内分泌代謝科
キーワード:
高カルシウム血症
,
低カルシウム血症
,
ビタミンD欠乏症
,
25水酸化ビタミンD
Keyword:
高カルシウム血症
,
低カルシウム血症
,
ビタミンD欠乏症
,
25水酸化ビタミンD
pp.1329-1333
発行日 2021年8月10日
Published Date 2021/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227749
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Point
◎血清カルシウム(Ca)値の異常は無症状の場合もあり,日常診療でのスクリーニングが重要である.
◎高Ca血症の原因の90%以上を,原発性副甲状腺機能亢進症と悪性腫瘍に伴う高Ca血症が占める.
◎ビタミンD欠乏の診断は1,25水酸化ビタミンDではなく,25水酸化ビタミンDの測定で行う.
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