特集 内科医が押さえておくべき—検査の考えかたと落とし穴
誤った解釈をされやすい検査
梅毒血清反応検査—STS法とTP法
本郷 偉元
1
1関東労災病院感染症内科
pp.2015-2019
発行日 2019年11月10日
Published Date 2019/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226590
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Point
◎梅毒血清反応検査は,結果の解釈が難しいことが多い.よくわからないとき,自信のないときは,信頼できる感染症内科医に相談する.
◎梅毒を見逃しやすい臨床状況を覚えておき,閾値を低くして梅毒血清反応をオーダーする.
◎無症状でも,梅毒感染リスクのある者,もし梅毒であった場合の影響が大きい者では梅毒スクリーニング検査を行う.
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