特集 内科医が押さえておくべき—検査の考えかたと落とし穴
新たに登場/解釈が変わった検査の考え方
BNPとNT-proBNP—使い方のポイント
佐藤 直樹
1
1かわぐち心臓呼吸器病院循環器内科
pp.1944-1946
発行日 2019年11月10日
Published Date 2019/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226573
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Point
◎BNP/NT-proBNPは心不全診断には欠かせない重要な指標である.
◎診断基準値として,BNP 100 pg/mLあるいはNT-proBNP 400 pg/mLが推奨されている.
◎BNP/NT-proBNPは心不全の予後判定においても重要な指標で,入院時および外来で適宜測定すべきである.
◎BNP/NT-proBNP値に影響を与える因子として,肥満や腎機能が挙げられる.
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