外来診療・ここが聞きたい
白血球分画異常をみたとき
山口 潜
1
,
西崎 統
2
Hisomu YAMAGUCHI
1
,
Osamu NISHIZAKI
2
1虎の門病院・血液科
2聖路加国際病院・内科
pp.1454-1457
発行日 1980年9月10日
Published Date 1980/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216689
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症例
患者 Y. M. 76歳 男性,無職
現病歴 約2年前に腹部膨満と体重増加(約2kg)あり,近医入院し,精査の結果,結核性腹膜炎の疑いにて加療.その後,約半年間通院加療を受けていた.半年くらい前に白撫球の増多を指嫡されていたが自覚症状がないので放置していた.なお,出血傾向はないという。今回,右鼠径ヘルニヤにて来院した.
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