今月の主題 アレルギーの現況
臓器別の症状と診断のコツ
造血器
古沢 新平
1
Shinpei FURUSAWA
1
1独協医科大学・第三内科
pp.1056-1058
発行日 1980年7月10日
Published Date 1980/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216598
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はじめに
アレルギー性機序の明らかな造血器障害は薬剤により惹起されるもので,障害される血球の種類により溶血性貧血,血小板減少および顆粒球減少とに分けられる.なお薬剤の関与しない自己免疫性機序によるものについてはここでは触れない.
薬剤アレルギーによる血液障害の免疫学的機序には,現在つぎの3通りが考えられている.
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