今月の主題 内分泌疾患診断の進歩
診断のすすめ方
性腺・女性
加藤 順三
1
1帝京大産婦人科
pp.511-514
発行日 1977年4月10日
Published Date 1977/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207152
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はじめに
女性において性腺そのものおよび間脳・視床下部・卵巣の異常は,月経異常として出現することが多いので,臨床の実際上,本症状を目安として診断をすすめるのが有効である.月経異常は全身疾患の随伴症状のひとつでもあるので(後述),全体臨床像の把握が重要であることは論をまたない.
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