話題
専門化による対話の喪失を憂う—第39回日本循環器学会総会から
依藤 進
1
1兵庫医大内科
pp.1326
発行日 1975年8月10日
Published Date 1975/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206161
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第39回日本循環器学会総会は演題数220,会長講演を含めて特別講演3,シンポジウム2,パネルディスカッション2という豪華さで,しかも特別講演されたのが,長年特発性心筋症を手がけておられる会長の鷹津教授,世界的に有名な米国のBurch教授と英国のGoodwin教授ということになると.その絢爛さも最近にちょっと比類を見ないものといってもよかろう.
鷹津教授はBurch教授とともに特発性心筋症のウイルス説の提唱者であるが,本講演において棲めてオーソドックスに特発性心筋症の臨床的,実験的研究を述べられ,多大の称賛を博された.
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