検体の取り扱い方と検査成績
組織材料の病理学的検査
金子 仁
1,2
1日本医大
2日本医大老研基礎部
pp.120-122
発行日 1974年1月10日
Published Date 1974/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205280
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病理組織学的検査が,他の検査と根本的に異なる点は,その成績が単なるデータでなく,病気の診断そのものであるという点である.
病理で癌と診断すれば,臨床医は広汎摘出し,抗癌剤を用いるし,病理で結核と診断すれば,臨床医はストマイ,パスなどの治療を始め,肉腫と診断すれば腕を切断するのである.
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