目で見る臨床検査シリーズ カラーグラフ
輸血検査
河合 忠
1
1日大臨床病理
pp.1326-1327
発行日 1969年12月10日
Published Date 1969/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202887
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免疫血液学的検査の大部分は赤血球を抗原として用いる凝集反応である.しかも,凝集反応には地帯現象があり適切な条件で抗原浮遊液と抗体溶液を混合しなければならない.また,赤血球の凝集状態を注意ぶかく観察しないと弱凝集,部分凝集などを見のがしやすい.
赤血球の凝集反応を観察するにはスライド法と試験管法とがあり,それぞれの方法に長所と短所があるので目的に応じて使い分けることが必要である.
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